あの朝へ〈現在地フリーター〉

フリーター1年目(25歳、女性)による日記。

1歩ずつ、地に足つけて進みたい


年内には働きたいと意気込んでたんだけど···どうなるかな。
やっと最近余裕がでてきて、やれそうだと思えるようになった、のに、体力をつけようと筋トレをしてみれば、すぐにくたびれて続かないし、思い切って散歩をしてみれば、精神ばかり疲れる。
気持ちが変わっても、今まで通りの体は思うようにはいかない。

でも、ここでやめられることではないから続けないといけない。けれど、このまま無理やり続けてしまえば、また自分を見失うような気もする。
どーしようもない。

とりあえず“体を動かそう”とだけ思った。
そうしたら、やれた。片付けやら掃除だけど、やるようになった。

正直甘すぎるんじゃないかと自分でも思った。そんなんで働けるのかと思った。
そうして思っている間に、うっすらと気づいた。
“また自分を責めてる”
すぐに自分を肯定する言葉をかけた。自分のことをバカだと思って、そんなことないと言い聞かせた。

1番に私のことがいらないのは、自分なのかもしれないということに、気づき始めてる。
弱い私はいらない。なんで筋トレも散歩もできないんだよ、んなこともできないのか、って···。
何やってるんだか、私は。バカだなー、っじゃないって···。

めんどくさいようだけれど、片付けくらいしかできない自分を認めなくちゃいけないみたいだ。やっとわかった。
私は、自分に厳しい。そんなこと出来て当たり前とか思ってる。何を目指しているのやら。
今生きる糧を奪ってまで、得たいものなのか。
まったく。自己肯定感とやらを身につけないと。

きっと本来の私は、ずっと後ろにいる。
無理な計画をたてる私は、体を置いてきぼりにして宙を漂ってる。
後ろなんか見たくないんだろうけど、あの場所からじゃ散歩するには1歩では無理だ。身の回りの片付けや掃除がちょうど1歩分。
そんな所に自分はいるんだ。
それを受け入れたがらないのは、面倒な感情を処理できないからだと思う。これをどうにか少しでも受け入れられれば、地に足つけて進めるような気がする。

しかしこんなのに今さら気づくなんて恥ずかしい。これが3歩進んで2歩さがるってやつなのかな。
地道に探ろう。急がば回れだな。
きっといつかは働けるはず。