あの朝へ〈現在地フリーター〉

フリーター1年目(25歳、女性)による日記。

心の中で“ごめんなさい”の独り言

私の中に「ごめんなさい」が何度も鳴る。

土下座をして、相手の足にしがみついて懇願しても、許してもらえないというイメージが浮かぶ。



なんだろう···これは。

どうして許してもらえないんだろう。
···苦しくなる。


誰なんだろう······私のことを、いらないって、遠ざけようとしてる。


私は、それで···

···別にその人に好かれたいとかは思ってない、な。
ただ、許されないと、死ななくちゃいけない存在になってしまうんだ。

だからいつまでも謝り続ける。

絶望しないために。
その場にあり続ける。



···この人は、神様かも。

いや、神様なら許してくれるか···それじゃあ、人々の総意。
私が出来損ないだから?
人間が増えすぎているから?

···無難な親。

「いつまでもそこで泣いてなさい!動くなっ!」
「言う事聞かない子は、あのおじちゃんが鬼の所に連れて行くんだからね!」
「(車から)降りろ!どっか行け!帰ってくんな!」

子どものころのギクッとして、背筋がヒヤッとする感じ、いつまでも覚えてる。
そのときに似てる。



···その人が誰であっても、私は勝手に生きていく。


そう思うことにしよう。
1人で生きていくんだもの。

自分で励まして、自分で泣く。
自給自足をするよ。



···さようなら。
もう謝らない。

私は別の道を行く。
あなたに許された先にはない、別の道を行く。